2011年津波では,津波に関する誤った知識で,避難しようとしなかった人,また近所の人に対しても,避難する必要が無い旨説いた人が多かった.また,前に経験した津波をもとに,今回も大丈夫と判断して,避難しなかった人も多い.その地域の津波の記録を,1000年から数千年遡って,その最大のものを知り,備えておく必要がある.また,地域によっては,洪水や地震,地すべりが主要なハザードである場所もある.これも,同様に災害に関する地域の歴史を良く知り,備えておく必要がある.これを可能にするには,もちろん専門家の助けが必要である.