災害後の再住に関する行政と住民の判断,計画プロセス,ならびにその結果は,被災地が従前から抱えていた歴史的・社会的・地形的条件に大きく影響を受ける.すなわち,被災後の再住は地域が従前から抱えていたさまざまな背景,事情,地域特性に基づいて行われる動きであり,従ってそれを考慮に入れない画一的な行政やプランナー等による計画や施策は,地域住民が満足する生活再建を実現することが難しい.